• 音について知ることで耳と補聴器の関係がより理解しやすくなります。
  • 音とは空気の振動です。
  • 空気の振動が耳の中の鼓膜を振動させることにより、人は音として感じます。
  • 声は人の声帯を通過するときに空気が振動し、それがのどや口で変化をつけることで様々な声になります。
  • 音には大きさと高さと音色があります。
  • 音の大きさは、空気が振動する大きさで、大きさの単位はデシベル(dB)です。
  • 音の大きさは、6dB増えるごとに倍の大きさに、20dB増えるごとに10倍の大きさになります。
  • 音の大きさを表す音圧レベルは、dBSPLと表記されます。
  • 聴力レベル(人間の知覚レベルを基準に設定された音圧)は、dBHLと表記されます。
  • 音の高さは空気の振動する早さです。
  • 音の高さはヘルツ(Hz)で表し1秒間に振動する空気の回数です。
  • 音の高さを表す単位Hzは2倍ごとに1オクターブ音が高くなります。
  • 音色は、振動のパターンで、同じ高さの音でも、人や楽器によって音色が変わります。
  • 騒音とは、騒がしい音、やかましい音、ないほうがよい音。
  • 音を騒音として感じるかどうかは、音の性質(大きさ、音色、発生の仕方)に加えて、音にさらされている人の活動状況、生活環境、性格、音源側との利害関係等も関与します。

騒音レベルと各種騒音による影響

120dB飛行機エンジン近く、飛行機離着陸直下【難聴】
110dB自動車の警笛(前方2m)
100dBガード下
90dB建設工事現場、地下鉄電車内、バス車内
80dB列車(屋外)、騒々しい街頭【会話・電話が聞き取れない】
70dB電話のベルの音(1m)、静かな街頭【集中力の低下】
60dB普通の会話、平均的な事務所内
50dB静かな住宅地の昼【睡眠妨害】
40dB図書館内
30dBささやき声

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