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- 難聴とは、耳が聞こえにくい状態のことを言います。
- 難聴には伝音難聴と感音難聴の2つの種類があります。
- 伝音難聴と感音難聴の両方の症状が現れる場合は混合難聴と呼びます。
- 伝音難聴は、外耳や中耳の損傷や炎症によって起こる難聴です。音が内耳まで伝わりにくくなるためそのように呼ばれています。
- 伝音難聴の特徴は、それだけでは高度の難聴にはなりにくく、処置や手術などの治療で治る場合があることです。
- 一般的に補聴器が役に立ちやすい難聴と言われています。
- 感音難聴は、内耳および聴神経などの感音系の障害によって起こる難聴です。小さな音は聞き取りにくく、大きな音はうるさく感じるのが特徴です。老人性難聴も感音難聴のひとつです。
- 伝音難聴と異なり、感音難聴はどこまでも聞こえが悪くなってしまう可能性があります。
- 正常な聴力の人が蝸牛の有毛細胞で音を感じ取っているのに対し、感音難聴の人は有毛細胞が減ってしまっているため、音の鮮明さが失われ、微妙な音の違いが聞き分けにくくなります。
- 感音難聴では、補聴器を装着したからといって、完全に正常な聞こえになるわけではありません。
- 補聴器を必要とする人に多いのが感音難聴です。
伝音難聴
障害部位 | 外耳、中耳 |
難聴の程度 | 軽・中等度まで |
補聴器の有用性 | とても役に立ち、ほぼ正常な聞こえになる |
代表的な病気 | 滲出性中耳炎、鼓膜穿孔、耳小骨連鎖不全 |
感音難聴
障害部位 | 内耳、蝸牛神経、脳 |
難聴の程度 | 重度難聴になることもある |
補聴器の有用性 | 役に立ち必要だが、完全に正常な聞こえにはならない |
代表的な病気 | 加齢に伴う難聴、突発性難聴、騒音性難聴 |
混合難聴
障害部位 | 外耳、中耳+内耳、蝸牛神経、脳 |
難聴の程度 | 重度難聴になることもある |
補聴器の有用性 | 伝音難聴と感音難聴の中間 |
代表的な病気 | 慢性中耳炎、耳硬化症 |
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